命を奪われるペットショップの犬たち

今日、Twitter上でショッキングな記事が流れてきた。
といっても、自分でRSSフィードを拾って自動で流しているやつだけど。
例の命を奪われたペットショップの犬たちが発見された事件に関するものだ。
サイゾーが始めたサイト『LITERA』の記事。
ペットショップのイヌたちが、どのように処分されていくかが書かれている。

■売れない犬は生きたまま冷蔵庫に…ペット業界の裏にある恐ろしい現実

酷い話だ。
売れ残った子犬を、冷蔵庫に入れて、翌朝死んだらゴミとして出す店主。

あらかじめ言っておくと、ペットショップで売れなくなった犬猫がすべて殺処分されるわけではない。
だが、たとえごく一部ではあっても、このような残虐なことが行われているのも事実だ。

下記のページでは、処分されるパターンが詳しく書かれている。

■ペットブームの陰に・・・その３（探偵ファイル）

マテリアリスティックな世界観の極地だ。
もう生命を物としか思えない人々。

昔よくテレビに出ていた占いのおばさんが、よく「地獄に行くわよ」と脅し文句を口癖にしていたが、こういう時だけは、あれを真似したくなってくる。

冗談ですよ。
だいたい、地獄なんて人間のイマジネイションの産物だろうと思っているので。
常々書いているけれど、輪廻転生とカルマの法則は、「罪と罰」ではないと思う。
「学習と習得」と捉えている。

ペットショップで売れ残った犬たちは、保健所で殺処分されてしまう。
お金、お金、お金、何でもいいからお金がほしい。
そういう世界観の行き着く果てが、これだ。

私は、動物を飼ったことがない。
母が大の動物嫌いということもある。
例えば犬は、鎖につながれるのが可哀想で飼いたくない。
空を飛べる小鳥は、カゴに入れられるのが可哀想だ。
本当に動物が好きだからこそ、飼わないという選択肢も、あっても良いのでは？

いつも書いているが、タイの上座部仏教は、日本の大乗仏教に比べると、はるかに釈尊の教えの原型が残されている。
過去の記事で書いているが、仏教では、在家・出家の信者が守らなければならない「五戒」というのがあって、その中に「非殺生」がある。
つまり、「生き物をむやみに殺さない」ことだ。

自然科学の世界で、地球上での生命の誕生が「偶然か必然か」という命題があるけれど…。
生命がこの宇宙で「偶然」発生したなんて、私には到底思えない。
思っていたら、こうしてスピリチュアル世界を彷徨ったりしない。

ただし、私の場合、ソフトウエア開発歴25年のエンジニアであったので、理詰めでないと納得できない。
たとえば、生まれ変わりの法則も、それが論理的に理にかなっているからこそ、受け入れられるのだ。

現在の地球上の自然科学のパラダイムでは、生命というものをうまく説明できない。
万物は放っておくとどんどん無秩序へ向かうことになっている。
たとえば生命においては「死」であるし、物では崩壊となる。
よって、この宇宙もいつか消滅する。

だから、生命現象は「神秘」なのだ。
呼び方は何でもいいけれど、「創造主」のような存在を想定しないと、辻褄が合わない。

長々と書いてきたけれど、要は何が言いたいかというと、すべての生命は貴重なものであり、死んだからといって再生は誰にもできない。
できるとすれば、それは限られた聖者だけだ。

なので、殺人とか、動物を無駄に殺すとかは、取り返しがつかない過ちなのだと思う。
保健所で殺処分されるペットは、家庭で飼育を放棄された犬だけでなく、ペットショップの犬もまた同じなのだ。

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サルちゃん、いい顔してる。
大好きなお母さんと一緒に2ヶ月間、きっと良い休暇になるだろう。
【龍矢】おはよ。Ohayo.

【愛弥美】オールピンクはママの趣味。(^-^)Mom likes all pink.

※今日もまた頭痛があって、もし体感だとすれば、3連休は関東ちょっと揺れるかも。