「トリーチャーコリンズ症候群」というのを知っていますか?
私も知りませんでした。
この番組を見るまでは。
トリーチャー・コリンズ症候群(Treacher-Collins syndrome:TCS)とは、5万人に1人とも言われる、顔の骨が十分に発育しない先天性の障害のこと。
生まれつき、その障害に悩まされてきた20代前半の女性のドキュメンタリー番組を紹介します。
この番組は『NNNドキュメント「5万人に1人の私~トリーチャーコリンズ症候群に生まれて~」』。
特異な風貌をもちながら明るく生きてきた女性
その女性、山川記代香さんは、この障害のために得意な風貌をもって生まれた。
そのために、道行く人々から奇異な視線を投げかけられたり、周囲の人々から傷つけられるような言葉を告げられたりしてきた。
しかし、記代香さんはそれにもメゲず、明るい女性として育ち、社会の中に溶け込んでいった。
番組を見て思ったのは、最初のうちは確かに慣れないために驚きをもって見てしまうが、だんだん見ている内に慣れてくるというか、普通の人とそう違わないように思えてくる。
やっぱり人間というのは外見ではないんだ。
その中身の方がずっと重要であり、人を外見だけで判断してはいけないんだということを、再認識させられる。
記代香さんは、自分の強い心もそうだが、周囲の人々に助けられて生きてきた。
とても感動的な番組です。
25分弱の番組ですが、下記に貼り付けておくので、関心がある方は見てください。