昨日夜、タイ北部のチェンラーイ(チェンライ)近くでM6.0の地震が発生した。
2014/05/05 18:08(現地時間)、日本時間では20:08になる。
震源の深さは7.4Km。
自分の誕生日に東京とタイで大きな地震があるとは想定外!^^;
NHKのニュースによると、空港ターミナル(チェンラーイと思われる)の天井の一部が剥がれ落ちるなど建物に被害が出たが、これまでのところけが人の情報はないという。
(その後、チェンラーイ県で倒壊した家屋の下敷きになって女性が一人死亡した他、負傷者20人とのニュースあり)
地震による揺れは、隣国ミャンマーの最大都市ヤンゴンや、震源から南に約800Km離れた首都バンコクのビル高層部で揺れたなど広い範囲で観測されたという。
サルちゃん(タイ人の家内)に聞いたところ、彼女の実家があるバンコクの南に隣接するサムットプラカーン県では揺れなかったそうだ。
下記のGoogle Earthのマップを見ると、すでに余震が起きているようだ。
震源は、ミャンマーとラオスの3国の国境に近い地点だった。
私はチェンラーイは行ったことがないが、震源から100キロほど離れたチェンマイは訪れたことがある。
チェンマイも揺れたことだろう。
チェンラーイは仏教寺院や貴重な遺跡群があり、被害がなかったか心配だ。
国際空港もある大きな町で、住んでいる日本人も多いと思われる。
サルちゃんがどこからか入手した写真を何枚か載せておく。
下記の2枚は建物の被害がわかるものだが、日本と違って耐震性などあまり考慮されていないのだろう。
次の2枚は、チェンライかどこかわからないが店舗の被害状況がわかるもの。
下記のYouTube動画は、ショッピングセンター(チェンライ?)に買い物に来ていた人が撮影したもの。
屋外へ避難する人々は、日本と違って地震に慣れていないためか慌てている様子が伺える。
earthquake in thailand : 05 may 2014 - YouTube
次は、Minimartというコンビニの防犯カメラなのだろうか。
店内が揺れている様子がわかる。
earthquake in thailand (at Mini Mart) 05 may 2014 ...
タイの災害警報センターによると、観測記録が残る1975年以降で最も大きな地震だという。
現地に住む日本人の方々、今後の余震に気を付けてください。
下記の写真は、チェンライの仏教寺院の首が折れた釈迦牟尼像の前に立ち尽くす僧侶。
タイは地震が少ない国として知られている。
いくつか活断層はあるが、小さなもので巨大地震につながるものではないらしい。
サムットプラカーン県に住んでいたサルちゃんは、子供の頃にも地震の記憶がまったくないという。
だが最近、2011年3月24日にチェンラーイと国境を接するミャンマー・シャン州でM6.8の地震が発生した。
地震国である日本のことを考えると、タイは住むには良いところかもしれない。
ただ年中暑い熱帯の気候に耐えられるならばの話だが。
タイでも北部の山岳地帯へ行くと、過ごしやすくなる。
だが、15世紀には、チェンラーイで寺院が倒壊するなどの大きな地震が起きている。
タイは北部へ行くほど地震の危険性が高くなるのだ。
だが、バンコク周辺の低地は洪水の心配がある。
老後の年金生活でタイに住む日本人も少なくないが、どこを選ぶかが難しいところだろう。
3.11以降、危険な東京を離れてタイへ移住してはどうですか?と言われたこともあるが、今のところその予定はない。
タイ人の妻がいるので、将来的にタイに住むことも可能性としてあるかもしれないが。
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